1年前期〜2年後期までの科目名をクリックすると、シラバス(授業の概要)が表示されます。
認知情報科学科の各科目について,内容の関連性という点から見た「科目のつながり」を示しています.
「順番に授業を受けないといけない」というわけではありません.内容的に関連するので,この「つながり」を意識しておくと「基本から応用・発展までの見通しがつきやすいよ」ということを示しています.
認知情報科学科のカリキュラムツリーのポイント!
「情報に関わる知識・技術」と「人間に関わる知識・技術」の融合を目指すために,情報科学・認知科学の領域から「認知科学」「人工知能」「マルチメディア」「ソフトウェア」「ネットワーク」の5つの分野をピックアップ.2年前期にある5つの「〇〇基礎1」からはじまる「科目のつながり」に注目!
1年前期「認知情報科学入門」からの科目のつながりを追っていくと,1年前期で「認知科学概論」と「情報科学概論」にわかれ,それぞれから2年前期の5つの分野の科目にわかれていきます.さらに3年の前期・後期では様々な分野にまたがる知識・技術を各科目で得られるようになっています.このような「広がり」を明確にした科目の配置で,基本からはじまり高度な応用・展開領域にも至る道筋が見えやすくなっています.
1年前期「プログラミング演習」からはじまる科目のつながりは,演習・実験系科目で開発・制作・調査など情報科学・認知科学分野における「実践」に必要な力を磨く道筋となっています.またこのつながりは,3年前期からの「ゼミナール(ゼミ)」および「卒業研究」にも継承されています.これらの科目のつながりのなかで,グループや研究室での学び・研究を深めていくなかで「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を高めていきます.
情報科学・認知科学の分野では,数学に基づく論理的思考力や分析力が欠かせないものとなっています.1年前期「数学基礎」で開講される高校までの数学の学び直しを手がかりに,認知情報科学の学び・研究を支えてくれるツールとして「代数学」「解析学」「統計学」の各分野の数学を身に付けていきます.
枠が二重線の「必修科目」は、卒業時までに合格する必要がある科目です.「認知情報科学入門」からつながる2年生前期までの各科目および演習・実験・ゼミ・卒業研究の科目,「数学基礎」「技術者倫理」が必修科目として設定されています(このほか教養科目でも必修科目が設定).大学へ入学してからのはじめの段階での「基礎の学修による土台づくり」と,演習・実験・ゼミでの4年間を通した「実践的な学修の柱」により,認知情報科学科の幅広く魅力的な専門科目群が支えられているという構造となっています.