このページでは、新学科説明会・オープンキャンパスでよくいただいた質問とその回答をご紹介します。
A. 2025年度より全学的にBYOD(Bring Your Own Device)方式が導入される見通しになっています.
入学される方には大学より個別にPC購入に関するご案内があるかと思いますので,そちらをお待ちください.
なお,必ず大学より案内されるPCを新しく購入しないといけないというわけではありません.ただ,大学から案内される機種の場合は割安で購入できる見込みとなっております.
なお,案内されるPCのスペックの見込みですが,大まかに次の通りとなっています.現状持っているPCが活用できるかの目安にご利用ください(詳細は大学からのご案内を参考になさってください)
・OS:Windows 11
・CPU:Intel Core Ultra 5/ Ultra 7
・メインメモリ:16GB
・SSD:512GB以上
・Wi-Fiインタフェースを持つこと
・物理キーボードが利用可能なこと
なお,入学後、学生全員にWordやExcel、PowerPointなどMicrosoft Officeに含まれるソフトウェアを使用できるライセンスが与えられるため、自分で用意する必要はありません。
A.認知情報科学科の最大の特徴は「認知科学/心理学」と「情報科学」をバランスよく学ぶことができる点です。
(以下はあくまで本学科の見解です)
情報工学科は情報工学に関してハードウェア・ソフトウェアの両面から学びますが、本学科は情報科学の中でもとくに「ソフトウェア」に重点を置いています。そしてソフトウェアと人との関わり(認知科学)について学ぶのが本学科です。
高度応用情報科学科は、情報科学+特定の応用領域について学ぶことができますが、本学科が対象としている認知科学はあまり扱われません。
未来変革学部デジタル変革科学科は、社会科学をベースにビジネスあるいは社会全体という大きい枠組みで人と情報の関わりを学びますが、本学科は情報科学(たとえばソフトウェア、プログラミング、AIなど)について専門的に学ぶので、もっと技術寄りで、情報技術と人との関係を考えていきます。
先進工学部知能メディア工学科に関しては、「メディア」が中心で、メディアを介して知能をどのように捉えるか、あるいはメディアにどのように知能を組み込むかということを学びます。認知情報科学は、「認知」について幅広く深く学び、AI、自然言語処理、IoT、人の物事の捉え方などを学びます。
工学部情報通信システム工学科は、アンテナや電子回路などハードウェアにはじまり、通信プログラムやネットワーク構築のノウハウなどを学びますので、通信系の「基盤」(下部構造)に焦点が当たっています。認知情報科学は人と接する部分(上部構造)の学びを重視しています。
まとめると、いずれの学科とも大きく違うのは「認知科学/心理学」で人間の認知・感性・心理等の仕組みまでより詳しく学ぶ点です。人間の心の働きを学ぶことで、人のための情報技術の在り方を考え、それらのアイディアを実現していくことを目指しています。
A.人とコンピュータの両方に興味がある人に入学してほしいです。また、1期生になるので新しいことにチャレンジする気持ちがある人も歓迎しています。
A.総合型選抜は、「イノベーション人材発掘(5名募集)」と「創造型(10名募集)」の2種類の入試があります。詳しくは受験生サイトのデジタルパンフレットの中にある学生募集要項をご覧ください。
デジタルパンフレット:https://it-chiba.com/digital-pamphlet/
また、7月9日(日)の新学科説明会および8月5日(土)のオープンキャンパスにて、総合型選抜説明会を実施しますのでご参加ください。開催時間などの詳細はオープンキャンパスのサイトをご覧ください。
オープンキャンパス:https://it-chiba.com/event/oc/
A.入試に関しては、受験生サイトをご確認いただき、準備をしてください。
今、本学科で学ぶ内容を勉強したい方には、たとえば認知科学や情報科学のキーワードから自分の気になるものを選んで、初心者向けの本を読むことをお勧めします。認知科学だと、「知能」「感性」「思考」「コミュニケーション」などがキーワードになります。情報科学だと「プログラミング」「ソフトウェア」「人工知能(AI)」「ネットワーク」「Web」などがキーワードになります。
A.みなさんは1期生にあたるので先輩の進路をご紹介できませんが、我々としては情報処理技術者として幅広く活躍ができると考えています。具体的には、AIエンジニア、UI/UXエンジニア、Webエンジニア、システムエンジニア、プロジェクトマネジャー、専門性を備えた教員などを想定しています。
A.一言にゲーム開発と言っても、現在のゲームはいろいろな職種の人たちがチームになって開発に関わります。まずはご自身がゲーム開発のどの部分に興味があるか考えてみてはどうでしょうか。たとえばユーザーが操作する画面設計の仕事(UIエンジニア)や、ゲーム開発の全体を取りまとめる仕事(プロジェクトマネジャー)など、人と関わる部分に興味があるのでしたら、本学科で学ぶ認知科学は強みになると思います。
A.5~6人のチームを組んで、1つの課題に取り組んでもらいます。たとえばWebサイトを開発する、ちょっとしたアプリを開発するといった課題を想定しています。プロジェクト学習によって、認知科学と情報科学の各科目で学んだことを応用する機会になること、そしてチームで働くスキルを高めることができると考えています。
A.演習科目ではPythonを学ぶ予定です。PythonはAI(人工知能)関連のシステム開発でよく使用されている言語です。講義科目ではそのほかの言語にも少し触れる機会があります。まずは何か1つのプログラミング言語をしっかり学ぶと、あとはほかの言語を自分で学べるようになるでしょう。